俳優コース|訓練入門クラス|受講生おぼえがき

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俳優コース 訓練入門クラス 受講生おぼえがき
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体験したことを書き残すことでも身につくことがあります。
講師・金世一さんの指導で、毎回の講座で感じたこと、やったことを文字で反芻することなどを、受講生が書き留めていきます。

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第9回 8月23日(土)

発声で使用する腹筋は咳をした時に使う筋肉。場所は分かったが、上手く使えない。押し出せない。まだ不安定。正しい声の聞き分けが曖昧。

ポーズ、出す声からイメージが膨らむ。キャラクターが生まれる。自分から幾つのキャラクターが登場するのか興味深い。
語尾のコントロールが甘い。
言葉を繰り返す、第3の声を使う、などで自然とつく呼吸、生まれ出る感情、感覚を頼りにする。
“頼りにする”感覚を自覚。

市川愛里

 

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第8回 8月2日(土)

発声、声帯に負担をかけないように注意。空気を押し出す力が弱い。
腹筋が足りないのか、腹筋の使い方が理解出来ていないのか。前回からすると腰への負担軽減。使う筋肉への意識、大事。
足上げ、やる。

読み物、1人で味わうのではなく、空間にいる人と共有する優しさと幸福感を大事に。

市川愛理

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第7回 7月19日(土)

身体の分割:ひとつひとつの動きを丁寧に。これが出来れば、“動きの集約”による洗練され、パンチの効いた動きにつながる。自然な演技よりこちらの方が求められる場面もある。最小限の動きで最大限の心理的効果を出すことができる。“動きの集約”のよって、観客が見るポイントを絞ってあげるという側面もある。観客が一度に受け取れる情報は意外と限られている。

息の演技:adajyo、moderato、allegroの3通りのテンポにそれぞれ詩的[抽象]、日常[具体]の2通り、計6種類に俳優の息を分けるという息の演技論。

発声:響きの中に芯がのる声が理想。体の上半分は使わず、リラックスして開きっぱなしの状態。
初めて声が響く感覚があった。一番遅れている分野なので、これをきっかけにして、早く皆に追いつきたい。

岡村幸朗

 

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第6回 7月5日(土)


身体の分割:頭の動きのときに、肩も一緒に動いたり、目線が先走る癖がある。
胸の動きは相変わらず難しい。動かしてはいけない部分が動いてしまう。頭が先走る癖がある。
小さな動きで大きな感覚を表現する。detailの演技。
感情の粒子を吸い込むイメージ。
頭でのみ対面するときと、胸ごと対面するときの違い。

発声:2回目は1回目より良くなったと感じたが、3回目の今回は2回目より上手くいかなかった。胸で声を出そうとしているので、声が続かない。腹式を意識する指導で、6秒から9秒に。遅れをとっているので焦るが、やるしかない。
芯の入った声のイメージを持つ。
「ア」の出し方を基本として覚える。
「ウ」の音は内にこもりがちなので、それを回避する為に、無意識に「オ」の発音と混同してしまうことがあるので、気をつける。
言葉の向き[方向性]を意識する。体の内側で響く声と外に向かう1・2・3の声。向きと対象を意識。

1次分析:文章を立体化する。聞く人の耳に日本語がはりつくように。短く切る・長く切る・ことばの強調・音の強調を考える。

岡村幸朗

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昨日は分析クラスにも参加。
この場面ではなにをしているのかとか、この場面をやる為に必要な思いは何かとか、割と内面的な事は考えてきたが、このクラスでは細かく客観的に分析をしていく。
人物のキャラクターに沿った表現も大切だと感じた。
が、私が考えた表現を、後で自分で心の動きと共にやってみたら出来なかった(汗) 心理と合わない(汗) 
ひたすら思いだけに焦点を当てて演じてきた私にはなかなかセンスがついて行かないが、大切な事なのでがんばって学ぶ!
国語アホだったのを思い出すわ(汗)

身体訓練の方は、腹筋の数を増やす。声量を上げると声も高くなってしまうが、なるべく響きを大切にして低くても響く声を目指したい。
増えてきた色々な動きをしているうちにごちゃごちゃになってくるので、必要な所だけを動かし、元に戻らないようにする。

日永貴子

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◼︎俳優訓練

呼吸を整える:
体内の淀んだ空気を吐き、幸せと自信の空気(の粒子)を体内に取り入れる。具体的に、細部までイメージ。
凝り固まった筋肉を動かしてほぐすのでは無く、そこに新鮮な空気を取り入れる。血液に流す。

目線のポイントを決めるとき、その箇所に集中し過ぎているのかも。
ほぐれて、感覚が自由になる迄に時間がかかっている。
身体の動きから生じたイメージ、感覚を、心から楽しみ、味わっていて、何故そうなるのかという分析まで出来ていない。
胸の動きの時、肩まで動いてしまう。顎と鼻のライン、右目と左目のラインを意識する。

発声の自分の内側に向かう声が理解できた。
胸、首、喉、声帯に力を入れない発声。習得までもう少しかな。

一次分析の仕方。音読、アナウンサーテクニック。文章の意味のみを伝えやすくする為の分析。

市川愛里

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第5回 6月21日(土)

外部からの刺激(体を叩く):まだ痛みに慣れない。前回は比較的大丈夫だったのだが、今回は体験クラスの時と同様、耐え切れずに目を閉じ、声も出なくなった。原因は分からない。
身体の分割:首の動きには大分慣れてきたが、胸部はうまく分割できない。身体の硬さが表現や感覚の限定につながってしまうことを実感した。
足上げ:背中を浮かせずに、しっかり声を出しながらやらないといけない。回数も増やしていきたい。
発声:安定しない。声の調節もまだ出来ない。横隔膜の拡大・引き下げを意識して、もっと低い声が出せるように。
読み物:「イ」の音を出すときに声が上がってしまう癖がある。手を頭頂部に当てながら発声したとき、「イ」の音が他の音よりも頭頂部を響かせることが分かる。つまり、「イ」の音は上に響きやすい音なのだそうだ。
歩き方はすっかり忘れていた。

岡村幸朗


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第4回 2014年6月7日(土)

眠たくて集中力に欠ける。反省。

胸部の分割
首、顔を何度か直された。
両手を広げた時、飛ぶ様な感覚と風を感じた。それがとても不思議な体験。沸き起こるイメージの中で思いきり楽しむ幸せ。

足上げ
サイドの時、背中が浮く。
浮かない為に反対側の肩へ意識が必要か。

発声
低い声を出す時、胸部に力が入り、息が弱くなり、声が小さくなる。震える。無声音になってしまう。
声の大きさ、アタックを変えない、弱くしない。有声音であること。
横隔膜の拡大と発声にまだ身体が混乱している。

足上げをしながらの発声
前回は気づかなかったが、下腹部の筋肉を固めることにより、太く安定した声を確認できた。
足上げしないと下腹部の筋肉が固まらないのは何故か。

読みもの
発音した時に、声が高くならない様に。
前回より、一言一言の発音を丁寧に声に出すことができた。が、低さを保ちたい。

歩きながら、読みもの
もう少しゆっくり、2人の時間を楽しむ余裕を。

市川愛里

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第3回 2014年5月24日(土)

楽に声が出るという感覚を味わえた。しかし、しばらくするともう、元に戻ってしまった。
やはり継続が大切か。何事においても、この継続する事が出来る人がプロになるんやろな。

私はどうも、首左の時に泣く確率が多いな。
あるいは、左からスタートするからか?

背中に気配を感じる事が出来ない。武士になれないな。

日永貴子


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身体の分割、すばやく反応。対応。

声の出し方
声を出す時に横隔膜を引き下げる意識。
横隔膜の引き下げに必要な筋肉の強化
一番低い声
身体の中で響かせる
1の声、2の声、3の声、4の声
口をもう少し開ける
しっかり有声音にする
文章の朗読、一音一音丁寧に発声
響かせる声、芯のある声、届かせる声、どれも、課題多し

声を出す時に外部からの刺激(体を叩く)で起こる筋肉の緊張を意識的に緩めること

市川愛里


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第2回 2014年5月10日(土)
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何時も、最初のワークで、自然に悲しくなったり元気になったりするのがおもしろいと思っていたのだが、今回は、自分の日常でショックな事があった直後だったので、悲しくなる時になんだかビビってちょっとおさえた。

新しい部分的動き。難しい(汗)
まずは意識する筋肉をつかむ事が必要かと。

腹筋〜!しんどい〜!
限界の中で声を出す、というのが目的らしい。じゃあ、慣れたら楽になるってもんではないのね(汗)ショック(汗)

しかし、爪先を伸ばす必要性はわかるような気がする。かつて、ロルフィングの先生が、内筋だけを鍛える為には座って足はほとんど上げ様とせず遠くに伸ばす意識で云々。と言っていたのを思い出した。

日永貴子

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ついに メニューに発声が入ってきました。 30度 45度 60度と足を上げ 声の質 声の届く距離を探りながら ひたすら 発声。
きつかった! 途中で足がプルプルして上がらなくなってしまい、 予定通り次の日から4日間は筋肉痛でした。 とにかく、絞られた1日でした。
その後の飲み会も元!彼女の事で金さんにいじられ、、いやいじめられ。。
中身の濃い1日でした。以上!

古賀勇希


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前回は初めての参加で緊張しまくってましたけど、今回は全体的にリラックスして集中できたように思います。
歩く練習の時に、理性タイプと感性タイプに分かれるという話しが印象的でした。その時に理性タイプの陥りがちなミスの解決策を教えてもらいましたけど、僕 が感性タイプだったので、感性タイプの陥りがちなミスと解決策も知りたかったです。(これを書きながら思ったので聞くタイミングを逃しました!)目線を定 めるのが凄く難しい!考える時に無意識に目線を下に向けるクセを指摘されたので、今後の日常生活から直していきたいです。
自分の世界観を持って行動するのは凄く分からない!まず、自分の世界観っていうのが明確じゃないし、自分の世界観とか自分らしさとは何なのか今後考えていきたいと思いました。
発声練習はとにかくしんどかった。けど、広い音域の声が出せるようになれば、今後凄く役をするにあたって優位に働くと思ったのでトレーニングを続けたいと思います。

柴田貴槻


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第1回 2014年4月26日(土)

遅くなってしまったが、明日の第2回への予習の意味も兼ね、当日のメモを見返しながら第1回の感想を書く。

何より衝撃的だったのは、立ちながらの訓練の途中に意識を失いかけたこと。
人間は飲み会の翌日に8時間労働することは可能でも、15分間集中して立っていることはできないという事実は、
演劇という日常から切り離された時空間の持つ強度を改めて認識させてくれた。

立ちながらの訓練に関してもう一点。
立つ時に意識するポイントは5つあった。(違ったかもしれない)
1.足裏
2.膝
3.臀部
4.背骨+頭
5.腕、肘の位置
去年に2日間訓練を受けた後、日ごろから姿勢には気を配っていたつもりではあったが、
上半身では頭ばかりを気にかけ、背骨への意識が足りていなかったと痛感する。

金先生は、木のメタファーで身体を延長してゆくイメージを想起するよう指導される。
身体の個々の部位への意識を、適切なイメージが調和のとれた統一へと導いていく過程を経るごとに想像力の力を実感する。

まだメモは色々あるが、夜も更けて来たのでとりあえずこれくらいにしておく。
明日は倒れないようにしっかり寝よう!

柳原一徳

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自分の世界を持つ。自分が創った世界なんだから何したって構わない、いちいちビビらない。自分を信じることが出来るようになろうと思いました。

日永貴子

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リラックスしてやれました。 もの凄く気持ちよかったです。 気持ちが解放されたって言うか、訓練をした後と前では全然違う。 けどその分集中するから疲れるけど、、笑

良い疲れです
今日も一日頑張りましょう。

古賀勇希

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