2013年度 後期クラス

毎週土曜日開催/全8回/定員:15名

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経験豊富なプロの指導で基礎をしっかり身につける!

映画製作の礎となる「企画」と「脚本」を一定のレベルまで書き上げる力を身につけます。レギュラー講師の楠本さんは、劇場映画・テレビドラマ・ライトノベル・マンガ原作と、多岐にわたるライターとしての経験を駆使して、基礎から実践まで継続的な指導を行います。また、百戦錬磨の映画監督、プロデューサーを相手にセッションを行い、ライターとして必要なコミュニケーション力を磨き、企画から脚本へ仕上げる力を高め、「書ける脚本家」を目指します。

プロデューサー、映画監督とのセッションで仕上げるチカラを!

企画から脚本におこし、脚本が映画になる__この過程は、脚本家ひとりだけでは成し得ません。プロデューサーからのオーダーを受け、監督とのセッションを経て、脚本に仕上がっていきます。書く力、仕上げる力と同じくらい、コミュニケーション(対話)力が重要です。プロデューサーや監督に、あなたの書いたものを提示し、批評を受け、議論をします。見開かれる視野で、あなたの力はさらに飛躍することでしょう。

 

講師紹介

楠本ひろみ
楠本ひろみ
脚本家

★レギュラー講師

脚本家。大阪生まれ。OL生活を送りつつ、大阪シナリオ学校で学ぶ。「if もしも~誘拐するなら男の子か、女の子か」(CX)でデビュー。上京し、以後、「いたずらなkiss」「研修医なな子」(テレビ朝日)、「甘い結婚」「ハッピーマニア」(CX)、「理想の上司」「おかみさんどすこい」(TBS)、「花衣夢衣」(東海)他、主にテレビドラマで連続ドラマを多数執筆。その他、吉本興業主催の沖縄映画祭作品『ホルモン女』他、ライトノベル、マンガ原作など幅広いジャンルで活動している。

志摩敏樹
志摩敏樹
プロデューサー・シマフィルム代表

京都を拠点に映画の製作・配給を行う。『ニワトリはハダシだ』(森﨑東監督)、『おそいひと』(柴田剛監督)、『17歳の風景/少年は何を見たのか』(若松孝二監督)、『かぞくのひけつ』(小林聖太郎監督)を製作・配給。シリーズ「京都連続」として『堀川中立売』(柴田剛監督)、『天使突抜六丁目』(山田雅史監督)、『太秦ヤコペッティ』(宮本杜朗監督)を製作。また、舞鶴八千代館、福知山シネマの経営、京都シネマ役員等、映画事業を多岐に展開する。

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三谷一夫
プロデューサー/映画24区代表

1975年兵庫県生まれ。株式会社映画24区代表。映画プロデューサー。関西学院大学を卒業後、10年間東京三菱銀行にてエンタメ系企業の支援に従事。その後、『パッチギ!』『フラガール』を生んだ映画会社シネカノンの経営に参画し企業再生を成立。09年に「映画人の育成」「意欲的な映画づくり」を掲げて「映画24区」を設立。気鋭の映画監督と新人の俳優や脚本家を積極的に起用した映画をこれまで7本製作。11年、庄内キネマ(山形県)、13年、シネマカレッジ京都と、東京以外の地域でも映画人育成拠点の設立に参画。近年の編著書に『俳優の演技訓練〜映画監督は現場で何を教えるか〜
(2013年・フィルムアート社)』がある。

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中島貞夫
映画監督

1934年千葉県生まれ。東京大学卒業と同時に東映入社、京都撮影所に配属される。『くノ一忍法』(1964)で監督デビュー。『日本暗殺秘録』、『狂った野獣』、『鉄砲玉の美学』、『木枯し紋次郎』シリーズ、『日本の首領』シリーズ、『極道の妻たち』シリーズなど作品は多種多様。京都映画祭では総合プロデューサーを務める。著書も「殲滅の美学」、「映画の四日間~中島貞夫映画ゼミナール」、「遊撃の美学」など多数。KBS京都テレビにて「中島貞夫の邦画指定席」を継続中。大阪芸大にて熊切和嘉、山下敦弘、向井康介など第一線で活躍する監督や脚本家を多く育成。

 

企画開発クラス

★2013年11月開講予定(企画・脚本クラスを修了された方のみ対象)

毎週土曜日開催/全8回/定員:15名

「企画・脚本クラス」で基礎的な「書く力」を獲得したあとに、企画を練り上げる「企画開発クラス」をご用意します。カレッジ生の皆さん、ぜひご参加ください!