脚本分析クラス16-1|金世一
授業内容
◉俳優、舞台演出家、そして演技トレーナーとして活躍する金世一による、俳優が脚本を読むチカラを身につけるためのクラスです。俳優として身体を日々訓練するのと同じく、演じる元となる脚本にどう取り組むのか、ということを、徹底的に鍛えます。脚本が意図しているところを正確に把握し、そのうえで自身の演技アプローチをどのように打ち出すかを、題材となる脚本を読み解きながら学びます。ぜひ《訓練初級》《訓練中級》の受講とあわせてご検討ください。
★本クラス単独で受講いただけます。
★同時期に金世一氏による身体トレーニングの訓練クラス(《訓練初級》《訓練中級》)も開講。そちらへ参加の方も本クラス受講をあわせてご検討ください。
★俳優の方に向けたクラスですが、脚本コース受講生や、制作サイドの方の受講も受け付けております。
募集概要
クラス名 | 〈俳優コース〉脚本分析クラス16-1 |
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日程 | 2015年7月10日開講予定 〈日曜開講、全5回〉 第1回 7月10日 第2回 7月17日 第3回 7月24日 第4回 7月31日 第5回 8月07日 |
時間 | 16:00〜19:00 |
受講料 | 26,000円(税別) ★俳優コース《訓練 初級クラス》《訓練 中級クラス》受講の方は本クラス受講料30%オフ! |
応募締切 | *7/1(金)締め切り。定員(15名)に達し次第受付終了。 |
★掲載されている日程、時間、講師は、やむをえない事情により変更になる可能性があります。予めご了承ください。
講師からのメッセージ
俳優の作品を読み込む力
俳優は、作品の中の世界観を自分の身体を通して表す創作者です。つまり芸術家です。
ある世界観を表すための手段もしくは道具として自分の身体を徹底的にわかっておく必要があります。そしてその使い方も熟練する必要があります。
その前に、身体を用いて表現しなければならない世界観そのものをはっきり分かっておく必要があります。
自分が演じている作品のテーマが何であるのか、そのテーマはどういう場面と場面によって構成されているのか、書く登場人物はそのテーマにどのようにかかわっていて、どのような役割を果たしているのか、などなど。
自分のものだけではなく、作品全体の流れと他の登場人物の役割や互いの関係性まで分析し、把握しておかなくてはいけません。
その分析の結果によって、誰に向かって台詞をしゃべればいいのか、どういう感情でどのぐらいの大きさで表現すればいいのかなどなど、俳優の演技の方向性が決まります。俳優の活動現場で仕事をしていると、作品を読み込む力を持っている俳優が少ないことによく気づきます。非常に残念です。
俳優は、自分の分析が足りないと、ディレクターの指示に従ってしか演技ができなくなるわけです。俳優はディレクターの人形ではありません。そしてどのディレクターも指示に従ってしか動けない俳優を歓迎しません。作品を分析して、さらには自分の演技にそれをどう取り組むべきであるか。このクラスの目標は俳優の分析力向上を目的にします。その方法を皆さんにお伝えします。作品を読み込む力を高めること、それは皆さんの演技力を伸ばしてくれるもう一つの鍵です。
金世一
講師紹介
金 世一
俳優・演技講師
韓国・釜山生まれ。俳優、演技トレーナー、演出家として活躍中。慶星大学在学中(演劇専攻)の98年、ドンニョック(釜山演劇製作所)創立に参加。
俳優として活動の傍ら演技指導者で活躍。高校教員(演技教育)を経て03年から日本文化庁の海外芸術家招聘研修員として来日。その後東京を中心に小劇場から大劇場及びNHKの大河ドラマに出演するなど、幅広く活動。現在は映画24区にて演技トレーナーとして活躍中。また東京大学の文化資源学研究室所属で演技論に関する研究活動も重ねている。演出作<秋雨>が2012 Miryang International Summer Perfoming Art Festivalで作品賞を受賞、2013年に演出した<葵上>(三島由紀夫作)を韓国と日本で上演、好評を受けた。
注意事項
★フォームにてお申し込みいただいた後、事務局よりご返事を差し上げ、正式な申し込み手続きへと進みます。まずはフォームにてお申し込みください。
★受講料は新規お申し込みの方は一括払いのみ、2回め以降受講の方は4分割まで対応可。分割払いをご希望の方はお申し込みの際にフォームにその旨書き込んでください。
*講座によって分割可能回数が変わります。詳しくは事務局へご相談ください。
*短期集中クラスの場合、分割払いはできません。
*万が一受講が続けられなくなった場合も、払い済み受講料は返金できません。
★各クラス、応募が定員に達し次第、募集を締め切ります。あらかじめご了承ください。
★授業概要、受講料のお支払い方法、その他ご不明点は、お気軽にお問い合せください。
お申込
★参加希望の方は、以下のページからお申込ください。
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