脚本中級クラス15-1
授業内容
〈脚本中級クラス〉は、〈脚本基礎クラス〉を修了した方に向けた次のステップの定期講座です。
〈脚本基礎クラス〉参加者は、最終的に30分の脚本を書き上げています。しかし、そこから本当のライター道が待っています。
この〈脚本中級クラス〉は、開講前に60分のオリジナル脚本を参加者に用意いただき、それを改稿(ブラッシュアップ)していくクラスです。基礎クラスのレギュラー講師、楠本先生が参加者持参の脚本を取り上げ講義を行い、参加者は初稿からさらに向上した「改稿」を追求していきます。60分の脚本は、多くのコンクールに応募できる分量です。本講座で取り上げられる参加者の脚本は、ご自身で書かれたオリジナル脚本であれば、当然コンクール応募を想定していただけます。そして60分は、書き手の「これが書きたい!」テーマを着実に刻印できる分量でもあります。
基礎を身につけたら、次は自身の書きたい意欲を作品に昇華するステージです。〈脚本中級クラス〉で、参加する皆さんの本当の「作品」が生まれることを目指します。
原稿用紙のマスを埋めることは出来た。さぁ、それからが問題だ。“即戦力の脚本” に向け、ステップアップ!
【参加条件】
★60分もののオリジナル脚本を開講3週間前(10/17)までに用意すること。
★シネマカレッジ京都の脚本基礎クラス受講経験者。(新規参加希望の方はまず脚本基礎クラスを受講下さい。)
基礎クラスを終えた皆様へ 中級クラスへのお誘い
脚本を書くことの難しさ、楽しさを、基礎クラスで感じていただけましたでしょうか?
ただ、正直言いますと、脚本を書く楽しさも難しさも、実は「改稿」を経て改めて実感出来るものなのだと私は思っています。シナリオのプロになる、あるいはシナリオを映像化する…そのために必要なのは、「他人の批評を真摯に聞く力」「言われていることの内容を咀嚼する力」「新たなアイデアをスピーディに提示できる引き出しの多さ」「何度も同じ作品に取り組む粘着気質」「時に批評をはね返す強さ」「ストレスに強い胃」そして、「改稿の価値を信じる愚直さ」です。
文章を書くことが好きな人なら、誰でも脚本を書くことが出来る。けれど、自分の書いた脚本を、他人の目にさらしながら、何度も書き直すことはなかなかに難しい。
これだけ脅されても、「改稿したら良くなるなら、書き直してみようかな」と思ったあなた、あなたはシナリオライターに向いています。ぜひ中級クラスを受講して、「改稿」というハードルに立ち向かってください。
今回の中級クラスは、改稿重視を強め、講義時間を前回よりも増やしました。受講期間中に2回の改稿をしていただく時間も十分に取っています。基礎クラスを終え、更に自分の作品にもっと深く向き合いたいと感じた方、前回の中級クラスを受講され、改稿のハードルを軽やかに越えたいと思っている方はぜひ、今回の中級クラスを受講してみてください。
2回も書き直しがあるのは大変、読む方も体力、精神面ともに負荷がかかりますが、皆さんの努力に、私もより真摯に向かい合います。「改稿迷子」から脱出して、より良いシナリオを作り上げましょう。
また、不定期にしか開講出来ないクラスですので、このチャンスを活かしていただければ幸いです。
楠本ひろみ
【これまでの脚本中級クラス受講生レポート】
http://cinemacollege-kyoto.com/3009
募集概要
クラス名 | 〈脚本コース〉脚本中級クラス 15-1 |
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日程 | 2015年11月7日開講予定 〈土曜日開講(不定期間隔)/全9回〉 11月07日(土)第01回 楠本先生 1 11月21日(土)第02回 楠本先生 2 12月05日(土)第03回 楠本先生 3 12月19日(土)第04回 事務局&志摩P 1(予定) 01月09日(土)第05回 楠本先生 4 01月16日(土)第06回 楠本先生 5 01月30日(土)第07回 事務局 02月13日(土)第08回 楠本先生 6 02月20日(土)第09回 事務局&志摩P 2(予定) |
時間 | 15:00〜18:00(一部時間変更の可能性あり) |
レギュラー講師 | 楠本ひろみ |
講師 | 志摩敏樹(プロデューサー)回、事務局担当回あり |
受講料 | 60,000円(税抜) |
定員 | 5〜6名(応募多数の場合、先着順で定員に達し次第受付終了。) |
応募締切 | 10/9(金)必着。ただし定員に達し次第受付終了。 |
★初回授業時に、授業カリキュラム・スケジュールをご案内致します。
★掲載されている日程、時間、講師は、やむをえない事情により変更になる可能性があります。予めご了承ください。
講師紹介
楠本ひろみ
脚本家
★レギュラー講師
脚本家。大阪生まれ。OL生活を送りつつ、大阪シナリオ学校で学ぶ。「if もしも~誘拐するなら男の子か、女の子か」(CX)でデビュー。上京し、以後、「いたずらなkiss」「研修医なな子」(テレビ朝日)、「甘い結婚」「ハッピーマニア」(CX)、「理想の上司」「おかみさんどすこい」(TBS)、「花衣夢衣」(東海)他、主にテレビドラマで連続ドラマを多数執筆。その他、吉本興業主催の沖縄映画祭作品『ホルモン女』他、ライトノベル、マンガ原作など幅広いジャンルで活動している。
志摩敏樹
プロデューサー/シマフィルム代表
京都を拠点に映画の製作・配給を行う。『ニワトリはハダシだ』(森崎東監督)、『おそいひと』(柴田剛監督)、『17歳の風景/少年は何を見たのか』(若松孝二監督)、『かぞくのひけつ』(小林聖太郎監督)を製作・配給。「京都連続」シリーズとして『堀川中立売』(柴田剛監督)、『天使突抜六丁目』(山田雅史監督)、『太秦ヤコペッティ』(宮本杜朗監督)を製作。また、舞鶴八千代館、福知山シネマの経営、京都シネマ役員等、映画事業を多岐に展開する。シネマカレッジ京都から発信する映画『父のこころ』(2014年/谷口正晃監督)を製作。
講師紹介【スペシャル】
注意事項
★フォームにてお申し込みいただいた後、事務局よりご返事を差し上げ、正式な申し込み手続きへと進みます。まずはフォームにてお申し込みください。
★受講料は新規お申し込みの方は一括払いのみ、2回め以降受講の方は4分割まで対応可。分割払いをご希望の方はお申し込みの際にフォームにその旨書き込んでください。
*講座によって分割可能回数が変わります。詳しくは事務局へご相談ください。
*短期集中クラスの場合、分割払いはできません。
*万が一受講が続けられなくなった場合も、払い済み受講料は返金できません。
★各クラス、応募が定員に達し次第、募集を締め切ります。あらかじめご了承ください。
★授業概要、受講料のお支払い方法、その他ご不明点は、お気軽にお問い合せください。
お申込
★参加希望の方は、以下のページからお申込ください。
お問合せ
★当カレッジに対するご質問等、お気軽にお問い合わせください。