【宣伝】とは? やってみよう!5分間宣伝の実践!

c_IMG_9812

2013年6月16日 配給・宣伝クラス 第3回レポート
講師:田辺ユウキさん 直井卓俊さん 田中誠一(シネマカレッジ京都)


+ + +


第1回に「劇場」、第2回「配給」ときて、第3回の今回は「宣伝」について。


前回、田辺ユウキさんから出された課題は、5分間でひとつの映画を
その場で「宣伝」すること。
受講生ひとりひとりが、持ち時間を使って語っていきます。


とつとつと思いを語る、紙芝居風に写真を見せて笑いをとる、資料を回して
説得力をつける…などなど、それぞれの個性がにじみ出ます。


すべてのプレゼンが終わりました。
田辺さんから「今、皆さんにやっていただいたプレゼンでは、ひとつとして
宣伝として人に伝えることはできません」と、さらっとではありつつ厳しい指摘。


ひとりひとり個性は出ていたものの、すべてに共通していたのは映画の
「あらすじ」を語ってしまうこと。
丁寧なのはよいのですが、果たしてそれがそういうアプローチでその映
画の魅力として人に伝わるのか?

多くの人に関心を持っていただくために必要な「客観性」と「演出」。
そして自分がアピールする相手の人のことをどう考えているのか?
直井さんも、ご自身の経験と感触をもとに語ってくださいました。


そして授業は後半へ。
自分でプロデュースしたい「興行番組」の企画書の提出をうけ、それを
もとに、ひとりひとりの企画について検討していきます。

とにかくまだ、最初の雛形の段階。何をどう具体化していくのか、
長期的な視野でゆっくり考えます。


さて、次の授業では、この「企画」をより具体的にしていきます。
そして、さらなるゲスト講師にもお越しいただく予定です!