主人公を行動させる難しさ 〜講義レポート

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脚本基礎クラス14-2
第3回、第4回講義レポート

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第3回の講義は、いつもの元・立誠小学校ではなく、誓願寺会館で行われました。ここ総本山誓願寺は、清少納言や和泉式部、落語の祖・策伝上人と縁のある場所だそうで、休憩時間にはみんなで願掛けにも行ってきました。

本日は第3回目という事で、前回の課題であったアウトラインの講評からスタートし、キャラクター設定(バックストーリーなど)やストーリー構成の甘い部分を始め、「主人公を行動させる」事ができていないとご指摘を頂きました。アウトラインを書いていた時は、主人公は行動していると思っていたのですが、実際は行動できていない部分が多く、行動させる難しさを感じました。

さて、今回はプロットと企画書についての講義でした。この業界素人の自分にとっては、プロットという言葉も始めてで、プロットとは何かから入り、企画書の作成までの内容でした。そして課題はプロット、企画書、登場人物表の三点です。講義のノートを何度も読み返しながら取り組みたいと思っています。

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第4回は事務局回という事で、事務局の田中さんによる講義でした。まずはアウトラインの講評を田中さんと特別アシスタントの浅山さん(脚本コース1期生)にして頂きました。先週、楠本先生に指摘頂いた部分を改めて指摘され、やはり主人公を行動させる難しさを痛感しました。

本日の講義は映画概論という事で、映画制作から上映までの流れや制作現場の成り立ちなどを教わり、自分たちがどのように制作に関わってくるのか認識できました。

脚本家は企画プロデューサーから仕事を頂くそうなので、仕事をもらえるように仲良くしていきたいと思います。(笑)

誓願寺での願掛けもあるので、自力と他力を駆使して頑張ります。

木村 高将