企画開発クラス始動!チームで映画を立ち上げる。

2014年1月4日(土) 企画開発クラス ガイダンス
講師:三谷一夫(映画24区代表)
モデレート:田中誠一(シマフィルム)

+++

本日は企画開発クラスの初回ガイダンス。
企画開発クラスとは、脚本クラスで基礎を学び自分なりの脚本を書き上げた
「選ばれしものたち」が参加を許されるクラス。

ガイダンスなので、「企画開発クラスこれから何すんの?」という話でした。

先ほどお話したように、我々は企画・脚本クラスを経て企画開発クラスにいるわけです。
企画・脚本クラスは基本的に課題があって、個人個人でその課題をこなして、
個人で脚本を作り上げました。
今回の企画開発クラスでは、また違った試みで、個人ではなく
チームで何かを作り上げようじゃないかという話でした。
「課題もない」とのことでしたので、きっと「課題は自分たちで見つる!」
というスタンスなんでしょう。
(何もしなけりゃ何も得られないってことなんだけどね!)

チームプレイは個人では得られないものがあります。
私は今日それを特に実感しました。
さっそく今日私は自分が映画にしたいと思っている経験
(飲み屋で話すと「絶対映画になるよー」と盛り上がる)をチームに聞いてもらいました。
「そんなのは誰にでもあることだ」「映画にするなら独自の切り口がないと」と、
他のチームメンバーから散々にツッコミを入れられましたが、
そうやって追い詰められてはじめて出てくる答えがありました。

チームで映画の企画を創り上げるって、そういう面白みがあるんじゃないですかね。
チームで映画の企画を成立させるとしたら、
企画の提案者はチーム全員を納得させるために必死になる。
ツッコミを入れるほうも自分がこれから関わることだから、より厳しいツッコミを入れる。

「ああ それ面白いよね」。
誰かがその一言を発したとき、映画の企画は産声をあげます。
その後、深く鋭いツッコミによりブラッシュアップされて、より面白く成長していく。
皆で映画というカタチあるものを育てていく。

企画開発クラスをそういう場にしていければなと、そう思っています。


浅山 幹也(シネマカレッジ京都 後期 企画開発クラス)