先生のアドバイスを胸に、これからも頑張ります。

c_IMG_0923

2013年8月4日 企画・脚本クラス 第7回レポート
講師:安田真奈先生

+++

8月4日は7回目の講義でした。
安田真奈先生の講義としては最終日となりました。

c_IMG_0926
c_IMG_0934

講義内容は前回の志摩プロデューサーに続き「30分シナリオ」の講評でした。
前回と違うところは、事前に提出者全員のシナリオを回覧し、シナリオごとに
各自3つのコメントを提出していた事でした。
授業ではそのコメントを配布して下さったので、自分の作品はもちろん、他の
人の作品とそれに対するコメントを知ることで、見方の違い、疑問点、矛盾点
等を知ることが出来ました。

◯各登場人物の、物語における立ち位置をよく考える
◯取材、ヒアリング、構想をしっかりしてから書きはじめる
◯上手にまとめることより、面白いものを書こうと心掛ける

今回だけでなく何回も講義の中でおっしゃっていますから、これはしっかりと
実践するべきだと思っています。

次に『逆箱(ぎゃくばこ)』という手法を学びました。
上手くまとまらない、すっきりしないときに、考え直す意味で良い方法だそう
です。3つのグループに分かれ、僅かの時間でしたが、私の作品を例に、逆箱の
実技をしました。
同じ登場人物でも違った人物に仕立て直されてしまう不可思議さに、脚本の面
白さはここにあるのかも、と思いました。

また、「プロット」と「サブプロット」を映画『トッツィー』を例に挙げて解
説いただきました。メインプロットの他にサブプロットが付く形態や、そのサ
ブプロットにもそれぞれのストーリーがあるということを学びました。

講義終了後、安田先生最後の講義でしたので、初めて打ち上げに参加させて頂
きました。雑談の中でも得るものが沢山あり、有意義な時間となりました。
有り難うございました。

c_IMG_0925 c_IMG_0933

脚本を書くという勉強は初めてでしたので、私には全てが初めての事、初めての
言葉、知らない映画の題名等々。しかし、ここまでついてこれたのは先生のあの
笑顔と仲間のひたむきな向上心あふれる姿でした。

プロを目指している若い人たちの中で、とにかく、真剣に落ちこぼれないで付い
て行くことを肝に銘じて臨んだ受講でした。勿論、脚本作りは初めてでしたが、
上手下手は別にして、どうにかひとつの脚本という形になり、とても嬉しいです。

最初は、沢山の事を伝えようとして下さっている安田先生の早口に驚き、私の耳
では聞き取れず苦労しました。やっと慣れたと思う頃には最終回となっていました。
先生のアドバイスを胸に、これからも頑張ります。

本当にありがとうございました。


企画・脚本クラス 坂中啓子