作ったのは、きっと誰かのためであったはずなのだから。
配給・宣伝クラス 〜番外編レポート〜
同期生の上映企画をお手伝い、そしてレポート!
2014年2月11日
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さぬき映画祭2013でグランプリを受賞した映画『The liondance しあわせ獅子あわせ』の上映会&ふるさと文化交流会が、2月11日(火・祝日)に京都テルサで開催された。
映画『The liondance しあわせ獅子あわせ』は、香川県の各地で行われている「獅子舞」を通じて、小さな伝統を守り、人生を紡いでいく人々の物語。さぬき映画祭でのグランプリ以来、香川県各地で上映され、インディペンデントとしては異例の2,000人近い観客動員を生んだが、香川県外での上映は今回が初の試みとなる。
この上映会を企画した本作品のプロデューサーである西原さんはシネマカレッジ京都2013前期「配給・宣伝クラス」受講生であり、私の同期生だった。香川県で作られた映画をいかにして他の地域に届けるかということに苦心している姿を見ていたので、上映会が実現したこと自体、感慨深いものがあった。
映画を他の地域にも届けたいという熱意と行動力にほれて、私も微力ながら京都でチラシ配りの手伝いをさせていただいた。
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京都での上映会では本編上映後に主演俳優のあいさつや、特別ゲストである中島貞夫監督のトークなどがあり、会場は大いに沸いた。また上映会に来られた方が感想を述べ合う時間が設けられたり、香川県のお菓子を頂いたりと、交流会もとても盛り上がった。
中には香川県出身の方で実際にこの映画同様獅子舞の活動をされていて、人材不足で困っているという方の話もあり、上映会だけではなく、交流ができたことに意味があったと感じた。
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自己満足で終わり、というのは寂しいものだと思う。
単に映画を作って終わるよりも、地道でも、まだ見ぬ誰かに伝えたいと、必死に努力することって大切なんじゃないだろうか。
作ったのは、きっと誰かのためであったはずなのだから。
この上映会を終えてそんなことを思った。
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今後は他の地域での上映も計画中とのことである。
あなたの街にもさぬき映画がやってくるかもしれない。
うどんだけじゃない香川県。さぬき映画もぜひ味わってみてほしい。
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シネマカレッジ京都
配給・宣伝クラス 藤原杏奈
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