俳優には自主性が常に求められている

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2013年7月28日 俳優・演技クラスA 第12回レポート
講師:浅川周監督、松野泉監督

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さあ、今回から俳優・演技クラス、レギュラー講師陣の授業はモードチェンジいたします!
映画撮影の配役が決定し、残りのレギュラークラスはそのリハーサルとなっていきます。

今週は日曜クラスのみだったのですが、時間が残り少ないため土曜クラスの受講生も
希望者が自主参加し、共演者たちと演技の確認を行なっていきました。

気になる映画の中身は、異なる短編映画が連なったオムニバス・ストーリーです。
短編のキャストごとにチームを組んで集まってもらい、
授業時間いっぱいまで使って自主練習&打ち合わせ。

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そして講師のお二人が順番にそれぞれのチームをまわっていって演出をつけていきます。

講師陣がフル稼働してくれたとはいえ、俳優にとっては「待ち」の時間が圧倒的に長い状況・・・
ですが、だからこそ俳優の自主性が試される場でもあります。

共演者とキャラクター像を擦り合わせ、様々なパターンで演技を試し、振り返っていく、その繰り返し。
しかしそれは俳優にとってなんら特別なことではなく、むしろ、日常的に求められている行為なのです。



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これまでの授業で学んできたことを実践に移せるかどうか、
俳優たちは今、三ヶ月間の成果が試されているのでしょう。

「何度でも繰り返し脚本を読み込み、練習してください。決して4時間は長く感じないはず」

授業の最後に監督からメッセージが伝えられました。

レギュラークラスはあと二回。
演技の仕上がりに関しては正直まだまだ・・・といったところです。
限られた時間で受講生がどれだけ覚醒するのか、期待して見守って行きたいと思います!

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